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【Mac】macOSをクリーンインストールするための5つの注意点を解説

2024.07.15

徹底解説

目次

 

はじめに

macOSをインストールする方法には、「再インストール」と「クリーンインストール」の2つの方法があります。

この記事を最後まで読んでいただければ、両方の方法について全てがわかります。

  • 再インストールデータを保持しながらOSを更新する方法です。
  • クリーンインストールはすべてのデータを削除し、Macを工場出荷時の状態に戻す方法です。

クリーンインストールは、システムの不具合を修正したり、Macを手放す前に行うと効果的です。

1. データのバックアップ

クリーンインストール前に必ずデータをバックアップしましょう。

Time Machineを使うと簡単にバックアップが取れます。

外付けHDDまたはSSDを用意して以下の手順に従ってください。

外付HDD

    1. メニューバーのAppleロゴをクリックし、「システム設定」を選択。

Apple>システム環境設定

    1. 左メニューの「一般」をクリックし、「Time Machine」を選択。

Time Machine backup

  1. 「バックアップディスクを追加」をクリックし、外付けHDDを選択。
  2. 必要に応じて暗号化設定を行い、「完了」をクリック。
  3. バックアップが完了するまで待ちます。

2. macOSのアップデート

設定から一般

クリーンインストール前にmacOSを最新バージョンにアップデートしておきましょう。
最新バージョンのmacOS へのアップデート手順は以下の通りです。

  1. Appleロゴをクリックし、「システム環境設定」を選択。
  2. ソフトウェア アップデート」をクリック。
  3. 今すぐインストール」をクリックし、アップデートを実行。
  4. 使用許諾契約に同意し、ユーザー認証を行う。
  5. アップデートが完了するまで待ちます。

3. 「Macを探す」をオフにする

iCloud OFF

 「Macを探す」をオフにする手順は以下の通りです。

  1. Appleロゴをクリックし、「システム設定」を選択。
  2. ユーザー名Apple ID」をクリックし、「iCloud」を選択。
  3. Macを探す」をクリックし、「オフにする」を選択。
  4. Apple IDパスワードを入力し、「続ける」をクリック。

4. クリーンインストールの実施

ここからは、実際にクリーンインストールを行う手順です。

リカバリーモードで起動し、ディスクユーティリティを使ってディスクを消去し、macOSを再インストールします。

リカバリーモードで起動

   「Macの電源を切る」

Command+R

  1. Command」キーと「R」キーを押しながら電源を入れる。
  2. リカバリーモードが起動するまでキーを押し続ける。
  3. 地球儀のアイコンが画面に表示されます
  4. これはリカバリーモードにアクセスするためのインターネット接続が必要です。
  5. Wi-Fiまたは有線LAN接続をします。
  6. 地球儀の下に進行バーが表示され、バーが最後まで進むとリカバリーモードが起動します。

ディスクユーティリティでディスクを消去

  1. ディスクユーティリティ」を選択し、続けるをクリック。
  2. Macintosh HD」を選択し、「消去」をクリック。
  3. フォーマットを「APFS」に設定し、再度「消去」をクリック。

macOSを再インストール

  1. macOSを再インストール」を選択し、続けるをクリック。
  2. ソフトウェア使用許諾契約」に同意。
  3. Macintosh HD」を選択し、「インストール」をクリック。

5. データの復元

クリーンインストール後はTime Machineを使ってデータを復元します。手順は以下の通りです。

  1. 外付けHDDをMacに接続。
  2. Finder」を開き、「アプリケーション」から「ユーティリティ」を選択。
  3. 移行アシスタント」をクリックし、続けるを選択。
  4. ユーザー名とパスワードを入力し、「OK」をクリック。
  5. Mac、TimeMachineバックアップ、または起動ディスクから転送する」を選択し、続けるをクリック。
  6. バックアップから復元するデータを選択し、続けるをクリック。

まとめ

macOSのクリーンインストールは、Macを最適な状態に保つための重要な手順です。

この記事では、クリーンインストールのための準備と具体的な手順を下記にまとめました。

  1. データのバックアップ – Time Machineを使用して重要なデータを保存。
  2. macOSのアップデート – 最新のmacOSバージョンにアップデート。
  3. 「Macを探す」をオフにする-「Macを探す」をオフにしておくことで、不具合が起きにくくなります。
  4. リカバリーモードでのクリーンインストール – ディスクユーティリティを使ってディスクを消去し、macOSを再インストール。
  5. Time Machineでのデータ復元 – クリーンインストール後、バックアップからデータを復元。

これらの手順を踏むことで、macOSを安全かつ効果的にクリーンインストールすることができます。

Macをリフレッシュし、新しい環境での作業を快適にするために、ぜひお試しください。

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