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MacBookが遅い・重い原因と対処法|切り分けチェックと直し方【M1〜M5・Intel対応】

2024.07.29

Macが遅い・重い — 原因の切り分け&対処ガイド(ストレージ・メモリ・経年劣化まで/M1〜M5・Intel対応・2026年版)

MacBookの動作が遅い・重いときは、次の順で切り分けると大半のケースをカバーできます。

  1. まずMacを再起動する(数日つけっぱなしなら、これだけで軽くなることがあります)
  2. ストレージの空き容量を確保する(空きがわずかだと動作が重くなりやすい)
  3. アクティビティモニタで、CPU・メモリを食っているアプリを特定して終了する

ここまでで改善しなければ、起動項目やmacOSなどのソフト要因、あるいは経年劣化(ハードの寿命)が原因です。対策しても限界がある古い機種は、買い替えのサインかもしれません。使わなくなった古いMacは、動作が重くても・電源が入らなくても買取できます無料オート査定はこちら/Mac買取専門店 macsell)。

「昔はサクサクだったのに、今はアプリを開くだけで待たされる」「虹色のくるくる(レインボーカーソル)が頻繁に出る」——当店(Mac買取専門店 macsell)には、こうした動作の重さをきっかけに買い替えを検討されたMacBookが毎月持ち込まれます。実際には設定と使い方の見直しだけで元の速さに戻るケースも多い一方、機種の古さが原因で「何をしても限界」というケースもはっきり存在します。この記事では、査定・動作確認の現場で実際に行っている原因の切り分けと対処を、試す順番のとおりに解説します。(最終更新: 2026-07-16)

Macが遅い時の原因切り分けフローチャート(再起動→ストレージ確保→アプリ特定→ソフト要因の消し込み→改善しなければ経年劣化)

この記事でわかること

  1. Macが遅くなる原因は大きく4つ(切り分け表)
  2. 「犯人」を特定する — アクティビティモニタの見方
  3. 動作を軽くする対処法(試す順番つき・M1〜M5/Intel対応)
  4. やってはいけないNG行動3つ
  5. 対策しても遅い=経年劣化のとき、買い替えの判断基準

Macが遅くなる原因は大きく4つ

「遅い」とひと口に言っても原因はさまざまです。まずは自分のケースがどれに当てはまるかを、下の表であたりを付けてください。

原因 よくある症状 自力で直る可能性
① ストレージの逼迫 空き容量がわずか/「システムデータ(その他)」が肥大/保存や更新ができない 高い(不要ファイルの整理で改善)
② メモリ不足・重いアプリ ブラウザのタブが大量/複数アプリ同時使用/特定アプリで固まる 中〜高(アプリを終了・整理)
③ ソフトウェア要因 起動直後だけ重い/アップデート後/再起動していない/Spotlight索引中 中(起動項目整理・更新・再起動)
④ 経年劣化・ハード寿命 HDD搭載の古いモデル/何をしても慢性的に重い/熱がこもる 低(修理 or 買い替えの判断へ)

①〜③はこの記事の手順で改善できる可能性が十分あります。焦って買い替える前に、順番に試してみてください。④に心当たりがある場合は、対策の限界と買い替え判断まで読み進めてください。

まず「犯人」を特定する — アクティビティモニタの見方

やみくもに設定をいじる前に、何が重さの原因になっているかを可視化しましょう。macOSに標準搭載の「アクティビティモニタ」(アプリケーション →「ユーティリティ」フォルダ内)で確認できます。

アクティビティモニタでCPUを多く使うプロセスとメモリの負荷(緑・黄・赤)を確認する見方の図解

CPUタブ: 重いアプリを見つける

上部の「CPU」タブを開き、「% CPU」の列をクリックして降順に並べ替えます。数値が突出して高いプロセスが、動作を重くしている主な原因です。ブラウザの各タブ(Google Chrome Helperなど)や、写真ライブラリの解析、動画の書き出しなどが上位に来やすい代表例です。

メモリタブ: RAMが足りているかを見る

「メモリ」タブの下部にある「メモリの負荷(メモリプレッシャー)」のグラフが、RAMの余裕を色で示します。Apple公式の説明では、色の意味は次のとおりです。

意味(Apple公式) やること
コンピュータはすべてのRAMを効率的に使用している 問題なし
RAMが今後足りなくなる可能性がある 不要なアプリを終了
より多くのRAMが必要 アプリを閉じる。恒常的に赤ならメモリ不足
ポイント: メモリの負荷が黄・赤で張り付く場合は、開きすぎのアプリ・ブラウザタブを閉じるのが第一歩です。それでも赤が続くなら、搭載メモリ(RAM)が今の使い方に対して不足しています。Apple Siliconの多くはメモリを後から増設できないため、買い替え時の容量選びが重要になります。

動作を軽くする対処法(この順番で試してください)

1

Macを再起動する全機種・最優先

もっとも手軽で、リスクゼロの方法です。長時間つけっぱなし・スリープのまま使い続けると、メモリやキャッシュに不要なデータが溜まって重くなります。一度きちんと再起動するだけで、一時ファイルや「パージ可能領域」が整理され、体感速度が戻ることがあります。何かを設定変更する前に、まずこれを試してください。

査定現場の実感: 「重いから」と持ち込まれたMacの中には、何週間も再起動していなかっただけで、再起動後は問題なく動くものも珍しくありません。
2

ストレージの空き容量を確保する全機種

ストレージ(保存領域)の空きがわずかになると、macOSは作業用の一時領域を確保しづらくなり、動作が目に見えて重くなります。まず システム設定 →「一般」→「ストレージ」 で空き容量と内訳を確認しましょう。空きが少ない場合は、不要ファイルの削除や、Apple公式の「iCloudに保存」「ゴミ箱を自動的に空にする」といった機能で容量を空けます。

「システムデータ/その他」が大きくて減らせない場合: キャッシュやローカルスナップショットの正体と、安全な減らし方は別記事で詳しく解説しています。→ MacBookストレージの「その他」(システムデータ)を減らす方法と対策9選
3

アクティビティモニタで重いアプリを終了する全機種

前章の手順でCPU・メモリを多く使っているアプリを特定したら、そのアプリを閉じます。応答しないアプリは、アクティビティモニタで対象を選び、左上の「⊗(終了)」ボタンから終了できます。ブラウザは、開きっぱなしのタブが重さの主因になりがちなので、使っていないタブを閉じるだけでも効果があります。

4

ログイン項目(自動起動)を減らす全機種

ログインと同時に多くのアプリが自動起動すると、起動直後がとくに重くなりますシステム設定 →「一般」→「ログイン項目と機能拡張」を開き、リストから自動的に開かなくてよい項目を選んで「−(削除)」で外します(アプリ自体が消えるわけではなく、自動起動をやめるだけです)。あわせて「バックグラウンドで実行を許可」の項目も見直すと効果的です。

5

ブラウザのタブ・拡張機能を整理する全機種

「Macが遅い」の相談で意外に多いのが、ブラウザの使いすぎです。数十個のタブや、使っていない拡張機能はメモリを圧迫します。

  • 不要なタブを閉じる/後で読むものはブックマークに退避
  • Safari:「Safari」→「設定」→「機能拡張」で不要なものをオフ
  • Google Chrome: 右上メニュー →「拡張機能」→「拡張機能を管理」で不要なものを削除
6

macOSとアプリを最新にする全機種

動作が重い・不安定な症状は、OSやアプリの不具合が更新で解消されることがあります。システム設定 →「一般」→「ソフトウェアアップデート」で最新の状態にしてください。ただし、非常に古いMacに最新OSを無理に入れると逆に重くなることもあります。動作対象かどうかを確認してから適用しましょう。

7

視覚効果を減らす/索引の完了を待つ全機種

ウインドウの透明感やアニメーションは、古い機種では負荷になります。システム設定 →「アクセシビリティ」→「ディスプレイ」で「透明度を下げる」「視差効果を減らす」をオンにすると軽くなることがあります。
また、OSアップデート直後や大量のファイル追加後は、Spotlightの再インデックス(mdsmdworker)で一時的に重くなります。これは数十分〜数時間で自然に終わるため、しばらく待てば収まります。

8

セーフモードで原因を切り分ける全機種(手順が異なる)

セーフモードで起動すると、一部の自動起動ソフトを読み込まず、システムキャッシュの一部も整理された状態で立ち上がります。ここで軽くなるなら、原因は常駐アプリやキャッシュ側にあると判断できます。

Apple Silicon(M1〜M5): 電源を切る → 電源ボタンを「起動オプションを読み込み中」と出るまで長押し → 起動ディスクを選び、Shiftキーを押しながら「セーフモードで続ける」
Intel: 電源を入れた直後からShiftキーを押し続け、ログイン画面が出たら離します。

9

初期化(クリーンインストール)で直す全機種

ソフト要因の重さが積み重なって手に負えないときは、macOSを入れ直す初期化(クリーンインストール)が最終手段として有効です。動作は新品同様に軽くなりますが、データは消えるため必ず事前にバックアップしてください。手順は次の記事で詳しく解説しています。

やってはいけないNG行動3つ

⚠ 良かれと思ってやると、かえって遅く・不安定になります

  1. 正体不明の「Mac高速化・クリーナー」アプリを入れる — 過剰にファイルを削除して不具合を起こしたり、常駐して逆に重くなったり、広告を大量表示するものもあります。まずは本記事のmacOS標準機能で対応するのが安全です。
  2. システムファイルやLibrary内を、中身を確認せず削除する — 動作に必要なファイルまで消すと、正常に起動しなくなります。削除は「不要と確実に判断できるもの」に限り、必ずバックアップを取ってから行ってください。
  3. 熱がこもったまま酷使する・膨張したバッテリーを放置する — 高温は動作を鈍らせ、部品の寿命を縮めます。バッテリーが膨らんでトラックパッドが浮いている場合は、使用を中止してください(発火リスクがあり、買取額も下がり続けます)。

対策しても遅い=経年劣化のとき、買い替えの判断基準

ここまでの対処をひととおり試しても慢性的に重い場合、原因はハードウェアの経年劣化である可能性が高いです。とくに次のようなモデルは、ソフト側の対策だけでは限界があります。

  • HDD(ハードディスク)搭載の古いMacBook / iMac — 読み書きが遅く、体感がもっとも重くなりやすい
  • ストレージ容量が小さいモデル(128GB・256GBなど) — 空きを空けてもすぐ埋まる
  • 初期のIntel Mac・メモリ4〜8GBのモデル — 最新OSやアプリの要求に追いつかない

こうした場合、選択肢は「修理・パーツ強化」か「買い替え」に絞られます。どちらが得かは、修理費用と、いま使っているMacの買取相場を並べて比べるのが確実です。判断の考え方と費用感は、次の記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい: Macは修理と買い替えどっちが得?費用と寿命で判断する方法 — 修理見積りと買取額を比較する具体的な考え方をまとめています。
買取店としての実感: 「動作が重くなった」を理由に買い替える方はとても多く、その際、古いMacは動けば当然、動作が重い・ストレージが故障している・電源が入らない状態でも買取できます。買い替え資金の足しにできるうちに手放すのが、もっとも損の少ない選び方です。

動作が重くなったMacBook、
買い替えるなら古い方は買取に。

動作が遅い・ストレージが故障している・電源が入らないMacも査定OK。データ消去・アクティベーションロック解除の代行も対応しています。
放置すればするほどバッテリーは劣化し、買取相場は下がっていきます。

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よくある質問

Macが急に遅くなりました。まず何をすればいいですか?
最初に一度きちんと再起動してください。長期間つけっぱなしだと一時データが溜まって重くなり、再起動だけで戻ることがあります。それでも重ければ、システム設定→一般→ストレージで空き容量を確認し、アクティビティモニタのCPU・メモリタブで重いアプリを特定して終了する、の順で切り分けます。
虹色のくるくる(レインボーカーソル)が頻繁に出ます。故障ですか?
多くはアプリの一時的な処理待ちで、故障とは限りません。特定のアプリで頻発するならそのアプリの再起動・更新を、全体的に頻発するならメモリ不足やストレージ逼迫、経年劣化が疑われます。アクティビティモニタのメモリの負荷が赤で張り付く場合は、RAM不足のサインです。
ストレージを空けても重いままです。なぜですか?
原因がストレージ以外にあるためです。起動項目の多さ、ブラウザのタブ・拡張の使いすぎ、メモリ不足、OSやアプリの不具合などが考えられます。本記事の対処法を上から順に試してください。それでも慢性的に重い場合は、HDD搭載や小容量・低メモリといった機種の古さが原因のことが多く、買い替えの検討時期です。
初期化すれば速くなりますか?
ソフト要因の重さであれば、初期化(クリーンインストール)で新品同様に軽くなります。ただしデータは消えるので必ずバックアップを。手順はMacを初期化・クリーンインストールする方法、うまく進めない場合は初期化できないときの対処法を参照してください。なお、ハードの経年劣化が原因の場合は初期化しても改善は限定的です。
動作が重い古いMacでも買取してもらえますか?
はい。Mac買取専門店macsellでは、動作が重い・ストレージが故障している・電源が入らないといった状態のMacも査定できます。買い替えで不要になった古いMacは、そのまま無料オート査定にお出しください。データ消去やアクティベーションロック解除の代行も対応しています。
macsell査定担当

この記事の監修
Mac買取専門店 macsell(マクセル)山内幸一郎
熊本県熊本市のMac・PC買取専門店。ジャンク・故障品を含め年間500台以上のMacを査定。実際の査定・動作確認の現場で得た知見をもとに執筆しています。
会社概要買取の流れ

参考: Apple公式「アクティビティモニタでMacに追加のRAMが必要かどうかを確認する」「アクティビティモニタでCPUアクティビティを表示する」「Macストレージの空き領域を増やす」「Macでログインするときに項目を自動的に開く」「Macをセーフモードで起動する」。本記事の手順は2026年7月時点でApple公式文書と照合済みです。

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