MacBook Airが再起動を繰り返す・電源が入らない原因はバッテリー過放電【2018〜2020年モデルで多発】

久しぶりに出したMacBook Air(2018〜2020年モデル)の電源が入らない・リンゴマークで再起動を繰り返す場合、当店の買取現場で最も多い原因は「バッテリーの過放電」です。試す価値があるのは次の2つです。
- 純正充電器で30分〜数時間、つないだまま待つ(過放電のバッテリーはすぐに反応しません)
- それでもダメなら——付属の30W充電器ではなく、MacBook Pro用などの61W以上のUSB-C充電器で充電しながら起動する。当店が査定の現場で日常的に使っている方法で、これで通常起動するケースがよくあります
大きいワット数の充電器を使うことはApple公式も問題ないと明言しています。それでも起動しなければバッテリーの寿命です(修理か買取かの判断へ)。
「買ったけれど結局あまり使わず、しまい込んでいたMacBook Air。久しぶりに開いたら起動しない」——年間500台以上を査定する当店には、こうした2018〜2020年モデルのMacBook Airが毎週のように持ち込まれます。店頭で電源が入らない、あるいは再起動を延々と繰り返す。分解して確認すると、原因の多くはバッテリーの過放電です。この記事では、買取現場で実際に効果を確認している対処法を解説します。
- なぜ2018〜2020年のMacBook Airで多いのか
- 過放電で「再起動を繰り返す」ようになる仕組み
- 買取店が現場で使う対処法(大きいワット数の充電器)
- 直らなかった場合の費用感と選択肢
なぜ2018〜2020年のMacBook Airで多いのか
このモデルが特別壊れやすいわけではありません。当店の査定現場から見えるのは、「購入したものの生活に合わず、ほとんど使わないまま数年放置された個体が多い」という事情です。2018〜2020年は Retina化・M1登場でAirの買い替えが集中した時期。使わなくなった1台が引き出しに眠り、いま売却や再利用のために取り出される——そのタイミングで過放電が発覚します。
過放電になると「再起動を繰り返す」——その仕組み

過放電でバッテリーが機能しなくなったMacBook Airに起きるのが、リンゴマークまで進んでは落ちる「再起動ループ」です。当店で数多くの個体を分解・検証してきた経験から、仕組みはこう説明できます。
- バッテリーが充電を受け付けないため、Macは充電器からの給電だけで起動しようとする
- MacBook Airに付属する充電器は30W(2018〜2020年の全モデル共通。Apple公式仕様)。通常はバッテリーが起動時の電力の山を支えるため30Wで足りますが、バッテリーが死んでいると起動時のピーク電力をまかなえない
- 電力不足で途中で落ちる → また起動を試みる → 再起動を繰り返す
買取店が現場で使う対処法
まず純正充電器で30分〜数時間待つ
過放電のバッテリーは、充電器をつないでもしばらく何の反応も示しません。「壊れた」と判断する前に、コンセント直挿しでつないだまま置いてください。軽度の過放電ならこれだけで復活します。
61W以上のUSB-C充電器で「充電しながら起動」する

ステップ1で復活しない・再起動ループが続く場合の、当店が査定現場で日常的に使っている方法です。
- MacBook Pro用の61W・67W・96Wなど、30Wより大きいUSB-C充電器を用意する(家族のPro用充電器、USB-C PD対応の高出力充電器でも可)
- それで充電しながら電源を入れる
起動時に必要な電力を充電器側の余裕でまかなえるため、これだけで通常起動するようになるケースがよくあります。当店で買取したAirの動作確認でも頻繁に使うテクニックです。
起動したら、すぐにデータをバックアップ
大きい充電器で起動できても、バッテリー自体が復活したわけではありません。充電器を抜くと落ちる「実質デスクトップ状態」のことも多いです。起動できているうちにTime Machineなどでデータを退避してください。この状態の詳しい切り分けはMacBookの電源がつかない時の対処法10選もご覧ください。
やってはいけないこと
⚠ バッテリーが弱ったAirでこれをすると状態が悪化します
- 膨らんだバッテリーのまま使い続ける — 過放電と膨張が併発している個体もあります。トラックパッドが浮いている・底面が膨らんでいる場合は使用を中止してください。
- 非純正の安価な充電器で無理に充電し続ける — USB-C PD非対応品や粗悪品は電圧が不安定で、弱ったバッテリーには特にリスクがあります。
- 「直ったから」と放置に戻す — 過放電を起こしたバッテリーは劣化が進んでいます。また数ヶ月眠らせれば、次は起動しない可能性が高くなります。
直らない・またすぐ落ちる場合の選択肢
| 選択肢 | 費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ① バッテリー交換 | Apple正規: 約2.7万〜3万円(正規サービスプロバイダの公開料金でMacBook Air 29,499円)/非正規の修理店: それ以下の場合も | このAirを使い続けたい |
| ② 売って買い替える | 費用0円。バッテリー不良のままでも買取値が付きます(下の実例参照) | 2018〜2020年モデルは交換費が本体価値に近づいており、売却が合理的なことが多い |
| ③ そのまま保管 | 0円。ただし過放電と劣化がさらに進み、価値も下がり続けます | おすすめしません |
実際の買取事例(すべて当店の実績)
まさに本記事の症状。バッテリーがもたなくなり、給電中しか起動しない状態でのお持ち込みでした。→事例の詳細
バッテリー完全死亡の個体でも、パーツ単位で価値を評価して買取しています。→事例の詳細
充電しても反応がない状態。データを消せずお困りでしたが、当店で安全に処理しました。→事例の詳細
再起動を繰り返すMacBook Air、
直さなくてもそのまま買取できます。
バッテリー不良・過放電・電源が入らない状態でも査定OK。データ消去・アクティベーションロック解除の代行も対応。
放置するほどバッテリーの劣化は進み、買取相場も下がっていきます。
全国対応・送料当店負担の宅配買取 / フォーム・LINE・お電話(096-200-5100)でもご相談OK
※査定キャンセル時の返送料のみお客様のご負担となります
よくある質問
付属の30W充電器より大きいワット数を使って壊れませんか?
大きい充電器で起動できました。バッテリーは直ったのでしょうか?
何年も放置していました。もう復活は無理ですか?
バッテリー不良のMacBook Airはいくらで売れますか?
今後、放置で過放電にしないためには?
参考: Apple公式「Macで電源アダプタを使う」/MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018) 技術仕様/Apple「バッテリーのパフォーマンスを最大限に引き出す」。充電器のワット数に関する記述は2026年7月時点でApple公式文書と照合済みです。



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