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MacBook Airが再起動を繰り返す・電源が入らない原因はバッテリー過放電【2018〜2020年モデルで多発】

2026.07.14

MacBook Airが再起動を繰り返す・電源が入らない原因はバッテリー過放電

久しぶりに出したMacBook Air(2018〜2020年モデル)の電源が入らない・リンゴマークで再起動を繰り返す場合、当店の買取現場で最も多い原因は「バッテリーの過放電」です。試す価値があるのは次の2つです。

  1. 純正充電器で30分〜数時間、つないだまま待つ(過放電のバッテリーはすぐに反応しません)
  2. それでもダメなら——付属の30W充電器ではなく、MacBook Pro用などの61W以上のUSB-C充電器で充電しながら起動する。当店が査定の現場で日常的に使っている方法で、これで通常起動するケースがよくあります

大きいワット数の充電器を使うことはApple公式も問題ないと明言しています。それでも起動しなければバッテリーの寿命です(修理か買取かの判断へ)。

「買ったけれど結局あまり使わず、しまい込んでいたMacBook Air。久しぶりに開いたら起動しない」——年間500台以上を査定する当店には、こうした2018〜2020年モデルのMacBook Airが毎週のように持ち込まれます。店頭で電源が入らない、あるいは再起動を延々と繰り返す。分解して確認すると、原因の多くはバッテリーの過放電です。この記事では、買取現場で実際に効果を確認している対処法を解説します。

この記事でわかること

  1. なぜ2018〜2020年のMacBook Airで多いのか
  2. 過放電で「再起動を繰り返す」ようになる仕組み
  3. 買取店が現場で使う対処法(大きいワット数の充電器)
  4. 直らなかった場合の費用感と選択肢

なぜ2018〜2020年のMacBook Airで多いのか

このモデルが特別壊れやすいわけではありません。当店の査定現場から見えるのは、「購入したものの生活に合わず、ほとんど使わないまま数年放置された個体が多い」という事情です。2018〜2020年は Retina化・M1登場でAirの買い替えが集中した時期。使わなくなった1台が引き出しに眠り、いま売却や再利用のために取り出される——そのタイミングで過放電が発覚します。

過放電とは: リチウムイオンバッテリーは使わなくても自然に放電し続けます。空のまま長期間放置されると電圧が下がりすぎて、充電を受け付けない・容量が戻らない状態になります。これが過放電です。Appleも長期保管時は50%前後の充電状態を推奨しています(Apple公式: バッテリーのパフォーマンス)。

過放電になると「再起動を繰り返す」——その仕組み

バッテリー過放電でMacBook Airが再起動を繰り返す仕組みの図解

過放電でバッテリーが機能しなくなったMacBook Airに起きるのが、リンゴマークまで進んでは落ちる「再起動ループ」です。当店で数多くの個体を分解・検証してきた経験から、仕組みはこう説明できます。

  1. バッテリーが充電を受け付けないため、Macは充電器からの給電だけで起動しようとする
  2. MacBook Airに付属する充電器は30W(2018〜2020年の全モデル共通。Apple公式仕様)。通常はバッテリーが起動時の電力の山を支えるため30Wで足りますが、バッテリーが死んでいると起動時のピーク電力をまかなえない
  3. 電力不足で途中で落ちる → また起動を試みる → 再起動を繰り返す

買取店が現場で使う対処法

1

まず純正充電器で30分〜数時間待つ

過放電のバッテリーは、充電器をつないでもしばらく何の反応も示しません。「壊れた」と判断する前に、コンセント直挿しでつないだまま置いてください。軽度の過放電ならこれだけで復活します。

2

61W以上のUSB-C充電器で「充電しながら起動」する

付属の30W充電器とMacBook Pro用61W以上の充電器の比較

ステップ1で復活しない・再起動ループが続く場合の、当店が査定現場で日常的に使っている方法です。

  1. MacBook Pro用の61W・67W・96Wなど、30Wより大きいUSB-C充電器を用意する(家族のPro用充電器、USB-C PD対応の高出力充電器でも可)
  2. それで充電しながら電源を入れる

起動時に必要な電力を充電器側の余裕でまかなえるため、これだけで通常起動するようになるケースがよくあります。当店で買取したAirの動作確認でも頻繁に使うテクニックです。

安全性について: 「大きいワット数の充電器を使って大丈夫?」という心配は不要です。Apple公式が「推奨アダプタよりワット数が高い、または低い電源アダプタやディスプレイであっても、任意のUSB-C電源アダプタでMacを充電できます」と明言しています(Apple公式: Macで電源アダプタを使う)。USB-C PDの仕組み上、Mac側が必要な分だけ受け取ります。
3

起動したら、すぐにデータをバックアップ

大きい充電器で起動できても、バッテリー自体が復活したわけではありません。充電器を抜くと落ちる「実質デスクトップ状態」のことも多いです。起動できているうちにTime Machineなどでデータを退避してください。この状態の詳しい切り分けはMacBookの電源がつかない時の対処法10選もご覧ください。

やってはいけないこと

⚠ バッテリーが弱ったAirでこれをすると状態が悪化します

  1. 膨らんだバッテリーのまま使い続ける — 過放電と膨張が併発している個体もあります。トラックパッドが浮いている・底面が膨らんでいる場合は使用を中止してください。
  2. 非純正の安価な充電器で無理に充電し続ける — USB-C PD非対応品や粗悪品は電圧が不安定で、弱ったバッテリーには特にリスクがあります。
  3. 「直ったから」と放置に戻す — 過放電を起こしたバッテリーは劣化が進んでいます。また数ヶ月眠らせれば、次は起動しない可能性が高くなります。

直らない・またすぐ落ちる場合の選択肢

選択肢 費用の目安 向いている人
① バッテリー交換 Apple正規: 約2.7万〜3万円(正規サービスプロバイダの公開料金でMacBook Air 29,499円)/非正規の修理店: それ以下の場合も このAirを使い続けたい
② 売って買い替える 費用0円。バッテリー不良のままでも買取値が付きます(下の実例参照) 2018〜2020年モデルは交換費が本体価値に近づいており、売却が合理的なことが多い
③ そのまま保管 0円。ただし過放電と劣化がさらに進み、価値も下がり続けます おすすめしません

実際の買取事例(すべて当店の実績)

事例1: MacBook Air 13(2019)「充電しながらでないと電源が入らない」→ 7,000円で買取

まさに本記事の症状。バッテリーがもたなくなり、給電中しか起動しない状態でのお持ち込みでした。→事例の詳細

事例2: MacBook Air 13(2018)「バッテリーを認識せず充電できない」→ 6,000円で買取

バッテリー完全死亡の個体でも、パーツ単位で価値を評価して買取しています。→事例の詳細

事例3: MacBook Air(M1)「電源が入らない」→ 15,000円で買取

充電しても反応がない状態。データを消せずお困りでしたが、当店で安全に処理しました。→事例の詳細

再起動を繰り返すMacBook Air、
直さなくてもそのまま買取できます。

バッテリー不良・過放電・電源が入らない状態でも査定OK。データ消去・アクティベーションロック解除の代行も対応。
放置するほどバッテリーの劣化は進み、買取相場も下がっていきます。

無料で今の価値を見る(30秒オート査定)

全国対応・送料当店負担の宅配買取 / フォーム・LINE・お電話(096-200-5100)でもご相談OK
※査定キャンセル時の返送料のみお客様のご負担となります

よくある質問

付属の30W充電器より大きいワット数を使って壊れませんか?
壊れません。Apple公式が「推奨アダプタよりワット数が高い、または低い電源アダプタでも、任意のUSB-C電源アダプタでMacを充電できます」と明言しています。USB-C PDの仕組みにより、Mac側が必要な電力だけを受け取ります。
大きい充電器で起動できました。バッテリーは直ったのでしょうか?
直っていません。起動時の電力不足を充電器側の余裕で補えているだけで、バッテリー自体は過放電で劣化したままです。充電器を抜くと落ちる場合、バッテリー交換か売却をご検討ください。まずはデータのバックアップを最優先に。
何年も放置していました。もう復活は無理ですか?
試す価値はあります。純正充電器で数時間待つ→61W以上の充電器で充電しながら起動、の順でお試しください。それでも反応がない場合はバッテリー以外(ロジックボード等)の故障も考えられます。電源がつかない時の対処法10選で切り分けできます。
バッテリー不良のMacBook Airはいくらで売れますか?
状態・モデルによりますが、当店の直近の実例では2018年モデル(バッテリー認識せず)6,000円、2019年モデル(給電中のみ起動)7,000円、M1(電源入らず)15,000円です。バッテリーが死んでいても0円にはなりにくいのが実情です。
今後、放置で過放電にしないためには?
Appleは長期保管時、50%前後まで充電した状態で保管することを推奨しています。使わないMacも半年に一度は充電してあげるのが理想です。使う予定がないなら、価値が残っているうちに売却する方が合理的です。
macsell 監修者 山内幸一郎

この記事の監修
Mac買取専門店 macsell(マクセル)山内幸一郎
熊本県熊本市のMac・PC買取専門店。ジャンク・故障品を含め年間500台以上のMacを査定。本記事の対処法は、実際の査定・分解検証の現場で日常的に使用している方法です。
会社概要買取の流れ

参考: Apple公式「Macで電源アダプタを使う」MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018) 技術仕様Apple「バッテリーのパフォーマンスを最大限に引き出す」。充電器のワット数に関する記述は2026年7月時点でApple公式文書と照合済みです。

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