Mac買取店が教える!MacBook 久しぶりに電源が入らない時のポイントを解説
目次
MacBook 久しぶりに電源が入らない時、方法として紹介されている「SMCリセット」や「NVRAMリセット」などがよく紹介されています。
しかし、これらの対策以外にも、あまり知られていない原因や対策があるので、今回はそれらを詳しく解説します。
1. 充電ケーブルの意外なトラブル
長期間放置していた場合、充電ケーブルやアダプター自体が破損していることがあります。
しかし、充電ケーブルの問題は意外と見逃しがち。特に、MagSafeアダプターの場合、コネクタ内部が汚れていることが原因で充電ができていないことがあります。
この場合、綿棒でコネクタを掃除してみると復旧することがあります
2. 過度な帯電を解消する方法
MacBook内部に静電気が溜まってしまうことも、電源が入らない原因の一つです。
特に、環境の湿度が低い場合や静電気が発生しやすい素材の場所で使用していると、帯電が原因で電源が入らなくなることがあります。
この場合、「放電」操作が有効です。電源ボタンを10秒以上長押しし、すべての外部デバイスを取り外してから数分待って、再度電源を入れると改善されることがあります
3. Apple Diagnosticsの使用
MacBookにはApple Diagnostics(旧Apple Hardware Test)という機能があり
ハードウェアの問題を自動的に診断してくれます。
特に、ディスプレイやロジックボードなどのハードウェアの不具合が原因で起動しない場合、この診断ツールが非常に役立ちます。
手順は簡単で、電源を入れると同時に「Dキー」を押し続け、診断が開始されるのを待つだけです。
エラーコードが表示された場合、その内容を控えて修理が必要かどうかを判断することができます
4. 周辺機器の影響を排除する
意外なことに、USBデバイスや外部モニターなど、外付けの周辺機器が起動を妨げることがあります。
特に、古いUSBハブや互換性のない外部機器を接続していると、MacBookが正しく起動しないことがあります。
こういった場合、すべての周辺機器を一度外し、もう一度電源を入れてみることをおすすめします
5. macOSのアップデート後の不具合
最新のmacOSにアップデートした後に、起動できないトラブルが発生することもあります。
特に、macOS へのアップグレード後に一部の古いアプリやドライバが互換性の問題を引き起こし、電源が入らなくなるケースがあります。
この場合はリカバリーモードでの修復や、macOSの再インストールが有効です
6. ロジックボードの異常が疑われる場合
すべての方法を試しても解決しない場合、ロジックボードの不具合が原因の可能性があります。
特に、MacBook内部の部品が劣化していると、起動に関わる回路が機能しなくなります。
このような場合、Apple Storeや専門業者に診断を依頼するのが最善です。
Mac修理専門店AIDEでは、ロジックボードの修理や交換も可能な場合があるので、修理業者に相談してみると良いでしょう。
まとめ
久しぶりに使おうとしたMacBookの電源が入らない場合でも、焦らずに試せる対策がいくつもあります。
ケーブルの確認や放電、Apple Diagnosticsの活用など、普段あまり知られていない方法を使うことで、復旧する可能性が高まります。
もしこれらの方法で解決しない場合は、ロジックボードなどのハードウェア故障が原因かもしれないので、専門の修理業者に依頼することを検討してください。
また、もし修理に高額な費用がかかる場合でも、壊れたMacBookは買取に出すことができます。
Mac買取専門店MACSELLlでは壊れたMacBookでも買取が可能なので、修理費用とのバランスを考えて検討しましょう。